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郷土芸能(きょうどげいのう)

熊野神社の太々神楽(くまのじんじゃのだいだいかぐら)

  • 地域(ちいき)

    県中地域(けんちゅうちいき)
  • 市町村(しちょうそん)

    鏡石町(かがみいしまち)
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    郷土芸能(きょうどげいのう)

紹介説明(しょうかいせつめい)

鏡石町笠石(かさいし)の熊野神社(くまのじんじゃ)で舞(ま)われる出雲流神楽(いずもりゅうかぐら)で、地元では「太々神楽(だいだいかぐら)」とよんでいます。
 毎年10月の第1日曜日の熊野神社の秋祭りの時に、神社の拝殿(はいでん)【神様をおがむための建物】の中で舞われます。
 神社に奉納(ほうのう)した後は、笠石地区でその年に新築(しんちく)、結婚(けっこん)のお祝いごとがあった家から申しこみがあれば、その家に行って舞います。
 代表的(だいひょうてき)な舞は「幣(ぬさ)・剣(つるぎ)・扇(おおぎ)」の3つの舞です。
(1)幣の舞(ぬさのまい) この舞は、神をよぶ舞ともいわれ、左手に幣束(へいそく)、右手に鈴(すず)を持って舞います。
(2)剣の舞(つるぎのまい) この舞は、悪い霊(れい)をはらう舞で、左手に劒(つるぎ)、右手に鈴を持って舞います。
(3)扇の舞(おおぎのまい) この舞は、天地の舞(てんちのまい)または、作物が豊かに実ることや、家内安全(かないあんぜん)をいのる舞で、三人で両手に扇(おおぎ)を持って舞います。

資料・他(しりょう・ほか)

『鏡石町の文化財』(鏡石町文化財保護審議会編集・発行)

詳しく調べるために(くわしくしらべるために)

<詳しい情報の入手先>
・笠石太々神楽保存会楽人部
・鏡石町教育委員会

<直接現地へ行くまでの交通案内>
熊野神社(鏡石町笠石)
・東北本線「鏡石駅」下車、徒歩15分

その他(そのほか)

鏡石町指定文化財(昭和60年3月28日指定)

関連ホームページ(かんれんホームページ)

幣の舞

剣の舞

扇の舞

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