 三貫地貝塚

 三貫地貝塚遠景

 三貫地貝塚土器

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紹介説明(しょうかいせつめい)
三貫地貝塚(さんかんじかいづか)は、新地町駒ヶ嶺(しんちまちこまがみね)の高田地区にある縄文(じょうもん)時代の後期から晩期(ばんき)の貝塚(かいづか)です。明治27年に発見されました。大正13年、新地貝塚(しんちかいづか)と同時に行われた調査(ちょうさ)で、人のほねが発見されました。昭和27年に日本考古学協会(にほんこうこがくきょうかい)によって、縄文土器(じょうもんどき)のもようなどから土器の年代を調べる「編年的研究(へんねんてきけんきゅう)」のための発掘調査(はっくつちょうさ)が行われ、縄文土器や石器(せっき)、貝(かい)のほか、人のほねが、50人分以上発見されました。その結果(けっか)を受け、昭和29年には東京大学人類学教室(じんるいがくきょうしつ)による調査が行われ、ほねが50人分以上発見されました。日本考古学協会による発掘調査の結果は、のちに福島県立博物館によって『三貫地貝塚』という報告書(ほうこくしょ)にまとめられ、東京大学人類学教室による調査で出土した土器や人骨(じんこつ)などは、東京大学総合研究博物館(そうごうけんきゅうはくぶつかん)で見ることができます。 現在でも、三貫地貝塚から出土した人骨から、食生活や埋葬(まいそう)の方法など、さまざまな縄文の人々の生活をさぐる研究が行われています。
資料・他(しりょう・ほか)
『福島県の貝塚』 福島県教育委員会編集・発行 『新地町史歴史編』 新地町史編さん委員会編集・新地町教育委員会発行 『三貫地貝塚』 福島県立博物館編集・発行 『新地町の文化財ご案内』 新地町教育委員会編集・発行 他、多数
詳しく調べるために(くわしくしらべるために)
<詳しい情報の入手先> ・新地町教育委員会 電話:0244-62-4477 ・福島県立博物館 ・東京大学総合研究博物館など
<直接現地へ行くまでの交通案内> ・JR常磐線「駒ヶ嶺駅」より西へ約2km
その他(そのた)
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